フィリピン軍側は21日に、アメリカから購入した2隻目の巡視船ハミルトン級カッターが23日にフィリピンに納入されることを明らかにしました。

　フィリピン軍側によりますと、ハミルトン級カッターは引き続きアメリカで改修を行い、フィリピンの海軍の士官と兵士はアメリカ海岸護衛隊による訓練を受けるということです。巡視船は年末前にフィリピンに到着すると見られています。

　また情報によりますと、ハミルトン級カッターはアメリカ海岸護衛隊に属していた巡視船で、フィリピンは約926万ドルで購入したということです。フィリピンが昨年アメリカから購入した退役したハミルトン級カッターは、現在フィリピン海軍において重量が最大で、最も先進的な軍艦となっています。アメリカはこれを売却する前にレーダーを含む主要な設備を取り外しました。このほどフィリピン軍は2隻目のカッターには近距離武器とレーダーシステムを取り外さないことをアメリカに求めましたが、アメリカは同意しませんでした。（ken、吉野）

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