中国の李克強副首相は11日に、寧夏ホイ族自治区の銀川で「釣魚島および付属島嶼は古くから中国固有の領土で、中国は争うことのできない主権を持っている。中国の国家主権と領土保全を守る決心と意志は変わらず、釣魚島への主権を断固維持する」と述べました。
これは李副首相が寧夏商談会に出席するため訪中したパプアニューギニアのピーター・オニール首相と会見した際述べたものです。この中で、李副首相は「第2次世界大戦中、中国とパプアニューギニアは共に日本に侵略された」として「日本の釣魚島問題での立場は世界反ファシズム戦争の成果に対する否定であり、戦後の国際秩序に対する挑発である。平和を愛し、正義を持つ国と人民は認めることができない」と述べました。
これに対してピーター・オニール首相は「パプアニューギニアには中国と似たような歴史的境遇があり、中国の釣魚島問題での立場を理解している。日本のやり方は国際社会に認められない」として、「国際社会は共に第2次世界大戦後の国際秩序を維持するべきだ」との考えを示しました。(ヒガシ 吉野)
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