朝鮮中央通信社が26日、「朝鮮の最高指導者であるキム・ジョンウン氏は25日、米韓軍事演習反撃計画にすでにサインしたことを発表した」と伝えました。

　それによりますと、キム・ジョンウン氏は25日に行なわれた旧指導者のキムジョンイル氏の先軍革命指導開始52周年の記念レセプションでこの発表を行ないました。キム・ジョンウン氏はその際、「目下、米韓は追随の勢力をかき集めて、朝鮮を標的とする大規模な侵略戦争の演習を始め、朝鮮の安全を著しく脅かしている。私は西南戦線の最前線部隊を視察し、全軍に高度に警戒する状態に入り、敵陣の動向を注視するよう号令をかけた。そのための作戦計画も視察し、サインをした」と述べたことも明らかになりました。

　米韓2012年度の合同軍事演習「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」は8月20日から韓国国内で始め、31日までに続き、3万人あまりの米軍兵士と5万6千人の韓国兵士がこれに参加するということです。（Yan、志摩）国際・交流へ