20日から、レバノン北部のトリポリで2日間にわたってイスラム教住民らの衝突があり、少なくとも6人が死亡し、70人余りが負傷したということです。
レバノンのナジブ・ミカティ首相は、事態の沈静化を図るよう軍事当局と治安部隊に求めました。
ミカティ首相は、「シリア危機がレバノンに影響を及ぼすことはないが、一部ではレバノンが戦火に巻き込まれることを期待している者もいる」と述べた上で、トリポリの各派の指導者らに対し直ちに停戦するよう求め、現地住民に向けてこの衝突に参加しないよう呼びかけました。
20日夜、イスラム教スンニ派とアラウィ派の住民が銃撃戦を起こし、付近に駐屯している部隊が双方に発砲しました。21日夜の時点では、依然銃撃戦が続いているということです。(万、中原) 国際・交流へ
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