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 レバノン、「アルカイダがレバノンに入った根拠はない」

2011-12-29 13:58:17     cri    
 レバノンのナジブ・ミカティ首相は28日、ベイルートで「テロ組織アルカイダがすでにレバノンに侵入したことを示す根拠はこれまでない。レバノン全国の安全を維持することは当面の政府活動としてはもっとも重要だ」と強調しました。

 レバノン国防省がこのほど、アルカイダの一部メンバーがレバノンの国境を越えて、アルサル地区に侵入したとの情報を入手したことを受けて、ミカティ首相は「まずは何がアルカイダなのかをはっきりさせることだ。この情報は事実とは言えない。敏感で微妙なこの問題に対する処理が適切でなけでは、レバノンに損害をもたらすだろう」と述べました。

 このほど、レバノンの治安情勢は緊迫化する傾向があります。イスラエルと接する南部地区では、レバノンに駐屯するイスラエル軍と国連の臨時部隊を襲撃する事件が続発しています。そして28日には、レバノン南部の都市スールで再び爆発事件が発生しました。このほかシリアと接する東部と西部地区では、シリア軍とシリア軍が追跡している反対武装勢力との戦闘があとを絶ちません。(董燕華)  国際・交流へ

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