ロシア外務省筋は21日、「シリア政府は、直ちに反対派勢力と政治対話を行い、シリア危機の解決を推進することに同意した」と明らかにしました。これについてアメリカ側は「新味がない」と表明しました。
ロシアのラブロフ外相はこの日、ロシア訪問中のシリアのジャミリ副首相と会談しました。ラブロフ外相は、「シリア問題をめぐる関係国による『連絡調整グループ』が6月30日にジュネーブで達成した共通認識は、シリア危機を解決する唯一のルートである」と述べました。ジャミリ副首相は、「アサド大統領の辞任は全国対話を通じて検討すべきだ。西側諸国のプレッシャーで辞任に追い込むことは、極めて危険な先例を作るだけだ」と述べました。
一方、アメリカ国務省のヌーランド報道官はこの日、「アサド大統領の辞任に関するジャミリ氏の発言は何の新味もない。より早い辞任が、より大きなチャンスを生む」と述べました。(ooeiei、中原)国際・交流へ
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