ロシア外務省が21日、明らかにしたところによりますと、シリア政府は反体制派との政治対話を直ちに行うことで同意したということです。
ロシアのラブロフ外相はこの日、ロシアを訪問中のシリアのジャミル副首相と会談しました。会談後、ロシア外務省は声明を発表し、「ラブロフ外相とジャミル副首相はロシアとシリアの関係発展について深く意見を交換した。双方は、シリア国内の武力行使を早期に停止し、政治交渉の回復を進めていくことを改めて確認した」としています。双方は、国連安保理の関連決議や、アナン前国連・アラブ連盟合同特使の調停案、ジュネーブ条約などに基づいて、紛争解決を推進することで合意しました。さらに、アナン国連・アラブ連盟合同特使の後任に任命されたブラヒミ特別代表が、既存のシリア危機解決のロードマップに従って、作業を推進していくことを希望するとしています。
ロシア外務省によりますと、ジャミル副外相は会談の中で、「シリア政府は直ちに反体制派と政治対話を行い、各方面との和解のために努力していきたい」と強調しました。(Katsu、大野)国際・交流へ
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