国連のパン・ギムン事務総長は10日に安保理宛に書簡を送り、シリアにおける国連の存在を維持するよう求めました。
また、ロシア外務省は16日に声明を発表し、「15日に国連シリア監視団が宿泊していたホテルの近くでテロ襲撃事件が発生した。その後、ロシアはこの襲撃事件を非難する簡潔な声明を起草した。しかし西側諸国は事件への理解が十分でないことを理由に妨害し、かつその妨害により声明が採択されなかった」としています。
また、レバノンを訪問中のヴァレリー・エイモス人道問題担当国連事務次長は16日にベイルートで、「現在、シリア国内の難民は激増し、3月の100万人から現在の250万人に増えている。また、多くのシリア難民が隣国のレバノン、トルコ、イラク、ヨルダンに流入している。シリア政府はすでに、8つの国際人道主義組織がシリアで難民救援活動を行うことに同意したが、一部の大きな国際救済機構の参与には同意していない」と述べました。(玉華、吉野)国際・交流へ
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