第66回国連総会が3日開かれ、シリア問題の関連決議案が採択されました。
この決議案は、「シリア政府は安保理の決議に違反し、人権を侵犯した」と非難した上で、重火器の使用中止をシリア政府に要請しました。決議案には、シリア反対派による人権侵犯行為に対する非難の内容も盛り込まれています。
アラブ諸国などが提案したこの決議案に対し、133カ国が賛成、反対は12、棄権は31でした。
中国の王民国連次席大使は採択後、「一方に偏った圧力はシリア問題の解決にプラスになるどころか、政治解決の軌道から外れ、地域の平和と安定を破壊するだろう」と指摘しました。(FUYING、大野) 国際・交流へ
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