中国外務省の秦剛報道官は13日、中国外務省の招きに応じ、シリア大統領の特使が14日に中国を訪問することを明らかにしました。また、近いうちにシリアの反体制派を中国訪問に招くことを検討していると発表しました。

　秦報道官は「シリア問題の政治的な解決を推進するため、中国は積極的に、かつバランスを取って、シリア政府と反体制派に働きかけている。アナン国連・アラブ連盟合同特使の調停案、安保理決議およびシリア問題"連絡調整グループ"がジュネーブで行った閣僚会合のコミュニケの履行、暴力の即時停止、政治対話の実施を呼びかけてきた。シリア大統領の特使を中国訪問に招くのも、そのための取り組みの一つだ」と述べました。(鵬、中原)