北京市は豪雨対策のため、9月15日の増水期が終わったあと、市内20箇所のアンダーパスで、貯水池を整備する工事を始めるということです。
北京市水務局が12日、明らかにしました。貯水池の建設案は現在、都市計画当局と共同研究している最中で、第一陣として整備対象にリストアップされるパンダーパスは全体の4分の1を占めています。その大半は排水施設が老朽化し、強い雨の場合、深刻な冠水が発生する状況が長年続いていて、周囲は広いグリーンゾーンがあることが特徴です。
関係筋によりますと、地下に建造する貯水池に水を溜めると、アンダーパスに溜まったままの水を調節できます。豪雨後、貯水池の水を付近の河川に流すか、地下に送り込み直接地下水として補給することもできます。この貯水池は来年の増水期の前までに完成する予定ということです。(Yan、山下) 暮らし・経済へ
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