エジプト北東部イスラエル国境とガザ地区との境界付近にある検問所が5日夕方、武装集団に襲撃され、死者の数が16人にのぼっているということです。エジプト政府は同日、「ラファの検問所を無期限閉鎖した」と発表しました。
エジプト治安担当部門の関係者によりますと、襲撃があったのはラファ南部の検問所で、覆面の武装集団が検問所を標的に乱射した後、装甲車1台を奪って逃走したということです。エジプト衛生省は5日深夜、襲撃による死者の数は13人から16人に増え、負傷者も7人出ていると発表しました。
エジプトのムバラク前大統領は「この卑怯な襲撃は、必ず罰を受ける」と強く非難しています。
関係者によれば、襲撃にはイスラム聖戦機構(ジハード)が参与しているとの情報もあるということです。
ガザ地区を支配しているイスラム原理主義組織ハマスは5日声明を発表し、事件との関連性を否定しました。(ミン・イヒョウ) 国際・交流へ
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