エジプトを訪問中のパレスチナ自治政府のアッバス議長は18日カイロで、エジプトのモルシ大統領と会談し、パレスチナとイスラエル間の和平プロセス進行で引き続き重要な役割を果たすようエジプトに期待しました。

　アッバス議長は会談後発表した声明で、「エジプトはずっと、この和平プロセス実施で重要な役割を果たしてきた。パレスチナはこの問題におけるエジプトの立場を尊重し、エジプトに対してはイスラエル、あるいはパレスチナに圧力を与えるよう要求したりはしない。エジプトがパレスチナ・イスラエル問題の解決で引き続き重要な役割を果たすよう希望する」と述べました。

　アッバス議長はまた、イスラエルのガザ地区封鎖の解除と地元住民の正常な生活確保のため国際社会が共に努力するよう呼びかけました。（玉華）暮らし・経済へ