エジプトのモルシ大統領のアリ臨時報道官は11日、「モルシ大統領は、エジプト最高憲法裁判所が10日発表したエジプト人民議会(下院)再招集の大統領令を停止する判決を尊重する」と発表しました。
アリ臨時報道官はこの声明で、「モルシ大統領が大統領令停止の判決を尊重することは、エジプトが法治国家だからだ。新大統領は裁判所のすべての判決を尊重し、国家機構の間に衝突や矛盾を生み出さないように努めている」とし、「モルシ大統領は今の膠着状態を打開するため、国内の各政治グループと対話を行い、問題を解決する最良の道を協議したい」と語りました。
また、サウジアラビアの国営通信社 (SPA)の報道によりますと、モルシ大統領は当日夜、サウジアラビア西部の都市ジッダに到着し、エジプト大統領就任後初めての海外訪問を始めました。到着当日、モルシ大統領はサウジアラビアのアブドゥッラー国王と会談し、各分野での両国の協力や、地域と国際問題について意見を交換しました。(白昊、kokusei)国際・交流へ
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