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中国とアフリカの協力は更なるチャンスを迎える

2012-07-21 14:41:57     cri    

























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 2日間にわたる中国・アフリカ協力フォーラム第5回閣僚級会合が、7月20日北京で閉幕しました。会合は成功裏に終わり、2009年に開かれた第4回閣僚級会合以降の実施状況を評価したほか、審議で『中国・アフリカ協力フォーラム第5回閣僚級会合北京宣言』と2013年から2015年までの『中国・アフリカ協力フォーラム-北京行動計画』が採択され、今後3年間の中国とアフリカの協力について全面的な計画を打ち出し、新たな戦略パートナーシップで更なる発展が得られると期待されています。中国リポート、今日は、中国・アフリカ協力フォーラムについてお伝えします。

 19日の開幕式で、胡錦涛主席は中国政府を代表し、向こう3年間における中国の投資と融資、援助と民生、アフリカの一体化、中国とアフリカの民間交流、平和と安全保障などの5つの分野でのアフリカとの新たな協力措置を発表しました。以前と比べ、今回発表された新しい措置が及ぶ分野は幅広く、間違いなく中国とアフリカの関係の発展を促す原動力になると見られています。

 アフリカ経済は90年代半ば以来安定した発展振りを見せ、年間平均成長率は6%近くに達しましたが、2009年の金融危機の影響を受け、経済成長率は2%まで下がりました。その後、中国などアジアの新興経済体の力強い発展に牽引され、2010年には4.6%まで回復しました。しかし2011年、北アフリカ地域が社会的混乱に陥り、成長率が停滞したため、アフリカ全体の成長率も2.7%まで下がりました。現在、ヨーロッパが債務危機に陥り、外部勢力が再びアフリカ地域の内政に干渉する傾向がありますが、こうした状況の中で、アフリカ国家は中国との経済貿易協力の分野が更に拡大、深化、刷新され、中国とアフリカの平和と安全保障分野での協力が強化されるよう期待しています。

 今回、胡錦涛主席は今後の中国とアフリカの協力において5つの重点分野を発表しました。これは、中国がアフリカ国家の呼びかけと要望に充分応じ、両国の一致団結と共に手を携え協力していく精神を反映しています。また、両国の協力が更なるチャンスを向かえ、新たなステップに上がることを示しています。

 中国は融資の分野で、2009年の倍の額に当たる200億ドルをアフリカに約束しました。この措置は、アフリカでの起業と業務開拓を目指す中国企業に対して投資と融資を提供し、アフリカ進出を促すことになります。商務省の統計によりますと、現在アフリカで投資している中国企業は2000社以上に上り、今後3年で更に拡大する見込みです。

 また、民生の改善を重点に置いた援助活動や中国とアフリカの民間友好交流などの活動は、両国国民の交流と理解を深めることになります。そして、アフリカの民生と生活水準の改善を通して、中国とアフリカが共に発展していくという民意の決意が更に固められると見られています。

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