17日発表された『中国法治建設年度報告』によりますと、2011年、中国は法律制度の整備と法律の実行能力の向上を通じて、司法が知的財産権を保護する主導的な役割を果たし、知的財産権の保護において新たな進展を遂げました。

　2011年末までに、中国１万人ごとの発明特許保有量は2.37件で、前年同期比べ、4割近い伸びでした。中国の商標登録件数は10年連続世界1位です。知的財産権の保護を強化するため、2011年、中国は一連の著作権法律執行や特許行政法律執行などの方面での法規と条例を打ち出しました。

　報告によりますと、去年、中国政府が繰り広げた知的財産権侵害と模倣製品・悪質製品取り締まりにより、商標の模倣などの権利侵害事件9万件を処置しました。裁判所は知的財産権についての裁判を更に強化し、ネット作品、無形文化遺産などの新型著作権案件を法律によって審理し、文化産業の健全な発展を促進しました。（白昊、山下）

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