ロシアのロゴジン副首相は29日、「ロシアは、西側諸国が宇宙を軍事化することに反対する。仮に西側諸国が宇宙に兵器を配備すれば、ロシアには対応措置を講じる能力がある」と述べました。
ロゴジン副首相はこの日、「モスクワのこだま」放送局のインタビューに答えた際、「国際法は兵器を宇宙に配備することを禁止している。ロシアは兵器を宇宙に配備しようとする西側諸国の企みに強く反対する。宇宙開発技術の発展に伴い、西側諸国は兵器を宇宙に配備する能力を備えただけでなく、そうした企みもある。人類は現在、宇宙の軍事化という危険に直面している」と述べました。
また、ロゴジン副首相は、「ロシアは宇宙に兵器を配備する全ての能力を備えており、いかなる国がある分野、特にハイテク分野で絶対的な優勢を得ることにも反対する。宇宙開発技術分野で、ロシアは西側の宇宙開発大国に遅れをとっていない。宇宙からの脅威に対応するため、ロシアは去年の12月初めに、すでに航空宇宙防衛軍を編成した」と述べました。(玉華、中原)
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