矢野浩二さんは、「今回の役には非常に現実的な意義を感じる。目的のためには手段を選ばず、陰謀を企む人間で、最後は当然の結果になった」と紹介してくれました。
また、今回の役を通じて矢野浩二さんは「日本人は家庭より仕事を重視している。中国に来て、中国人が家庭を重視していることに気付いた。ドラマを撮影している時、今回の役に対して、自分と共通点を感じた。なぜなら私もかつて仕事一筋で、たとえば家で脚本を読んでいるときなどは、家族に声をかけたりはしなかった。身近な人に対してとても厳しく、高い要求をしていたからだ。しかし、この収録を終えた後、私は家庭の重要性について、もっと気付くようになった。ドラマの中では悲劇的な結末を迎えることになり、このことが私に大きな影響を与えた、とても深い道理に気付いた」と述べました。
「浮沈」は矢野浩二さんと中国の有名な騰華タオ(弢)監督の二作目のタッグ作品で、二人が初めてタッグを組んだのは11年前になります。それは矢野浩二さんが中国に来て初めて撮ったドラマでした。今回の「浮沈」は6月30日より北京テレビ、上海東方テレビ、浙江テレビ、深センテレビの4局でゴールデンタイムに放映されます。(取材:トントン、斉藤 校正:小野)国際・交流へ
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