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 中国外務省の定例記者会見

2012-06-21 20:09:18     cri    
 中国外務省の洪磊報道官は21日に北京で定例記者会見を行いました。

 洪磊報道官は「イランから輸入している原油の量が減少している」との報道に関する質問を受け、「中国は自国の経済発展の需要から出発し、正常なルートを通じてイランから原油を輸入していることは公開、透明であり、国連安保理の決議に違反せず、第三国及び国際社会の利益を損なわず、合理的で合法な行為である」と述べました。その上で「中国は一貫して、一国が国内の法律に基づき、他の国に対して一方的な制裁を実施し、さらに一方的な制裁を第三国に押し付けるようなやり方は受け入れない」と強調しました。

 またシリア問題について洪磊報道官は「中国は一貫して、政治的な方法によるシリア問題の解決という正しい方向の堅持を主張している。国際社会と共に一日も早くシリア問題を平和、公正、適切に解決することを期待している」との中国の立場を表明しました。

 さらにフィリピンのアキノ大統領がこのほど、「天候が好転したら黄岩島海域に偵察機を派遣する」と示したことに対して、洪磊報道官は「現在、黄岩島情勢は緩和しており、フィリピン側が二国間関係に有利なことをし、世論を刺激するような言論を発表せず、情勢を再び複雑化させることを避けるよう望む」との中国の立場を表明しました。(万、吉野)

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