中国の胡錦涛国家主席は現地時間の19日、メキシコのロスカボスでアメリカのオバマ大統領と会談し、両国の首脳は中米関係やともに関心を寄せる重大な問題について意見交換を行いました。
その中で、胡主席は「今年3月にソウルで有意義な会談をした。この3ヶ月間、双方の作業グループはオバマ大統領と達成した共通認識を確実に実行し、中米の協力パートナー関係の構築で新たな進展を収めた。良好な中米関係は両国および両国民の根本的な利益に合致し、また世界の平和と安定にもプラスとなる。オバマ大統領が両国関係を推進する面で大きな役割を果たしていることを高く評価する。今後、両国関係の健全な発展のため、相互信頼を深め、食い違いと敏感な問題を適切に処理していく」と述べました。
これに対してオバマ大統領は、「この3年間半、米中関係は大きく進展した。双方は実務的かつ積極的な協力モデルを作り上げた。また、世界経済や二国間貿易、重要な国際・地域問題で実のある協力を行っている。これは両国の利益だけでなく、全世界の利益にも符合する」と語りました。(劉非 吉野)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |