中国国家エネルギー局によりますと、中国は、民間資本のエネルギー分野への投資拡大を奨励するとのことです。
関係者によりますと、中国は、民間資本の投資範囲を拡大しています。国のエネルギー計画に取り上げられたプロジェクトは、法律で禁止された項目を除き、すべて民間資本に開放されます。条件に該当する民営企業は、法律に基づき、大規模炭鉱の開発主体やガス石炭層メダンガス、シェールガスなどの非在来型石油・天然ガスの開発主体になることが奨励されます。また、民間資本がエネルギー資源開発に参加することを支援し、石炭加工・製油産業の発展を推進すると共に、民営資本が風力エネルギー、太陽エネルギー、地熱エネルギー、バイオマスエネルギー分野に投資することを奨励するとのことです。
現在、中国では国有炭鉱以外の生産量が全国の40%、民営水力発電所の設備容量が全国の26%を占めています。火力発電、水力発電、石炭高付加価値加工などの分野において、民間の基幹企業が多く輩出しています。民間資本は太陽熱温水器、太陽電池などの分野でも主導的な地位を占め、風力発電設備の製造産業においても重要な役割を果たしています。
(hj、大野) 暮らし・経済へ
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