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 外務省、当事国で南海問題の解決を強調

2012-05-31 21:30:07     cri    

 中国外務省の劉為民報道官は31日、北京での定例記者会見で、「中国は直接の当事国と、交渉と話し合いを通じて南海問題を解決することに力を尽くしている。南海問題を複雑化、拡大化することは問題解決にマイナスであり、この地域の平和と安定にも不利である」と述べました。

 第11回アジア安全保障会議(シャングリラ会合)が6月1日にシンガポールで開催されます。この会議はアジア太平洋地域で年に1度開催される安全保障と防衛フォーラムです。アナリストは、「南海問題は今回会議の議題となる可能性がある」としています。

 劉報道官は、「中国は南海諸島及びその周辺海域に対して争う余地のない主権を有している。同時に、中国は直接の当事国と交渉と話し合いを通じて南海問題の解決にむけ力を尽くしている。中国とASEAN(東南アジア諸国連合)諸国は『南海各方面行動宣言』及び後続行動指針の合意に達成した。これらの文書の中で、各方面は南海地区で実務的な協力の展開を望み、関連の争いを解決するための良好な雰囲気を作った」と指摘しました。

 また、中国国防省が31日発表した情報によりますと、中国人民解放軍軍事科学院副院長の任海泉中将が代表団を率いて今回のアジア安全保障会議に出席するということです。(玉華、高橋)

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