デンマークの女王マルグレーテ2世の招待に応じて、中国の胡錦涛国家主席は14日から16日までデンマークを公式訪問します。中国外務省の宋涛次官は11日北京で、「中国とデンマークが国交を樹立して62年以来、初の中国国家主席の公式訪問となる。今回の訪問は、中国とデンマークの優位性を互いに補い、共同利益とウィンウィンの実務協力を開拓し、両国関係を新たなステップに推し進めることに繋がるだろう」と述べました。

　同日、中国外務省は、胡主席のデンマーク公式訪問とG20首脳会合第７回サミットへの出席についてブリーフィングを開きました。宋外務次官は「胡主席は今回の公式訪問で、中国とデンマーク両国の相互尊重と平等、相互信頼、政治関係を強化し、両国関係の次の発展方向を計画したいと考えている。また、今回の訪問は両国の優位性を互いに補い、共同利益とウィンウィンの実務協力を開拓し、両国間の人文交流と協力を促進させ、中欧文明を互いに学びあうよう推し進め、重大な国際と地域問題における双方の協調と協力を強化させるものとなるだろう」と述べました。

　訪問期間中、胡主席はデンマークの女王マルグレーテ2世およびシュミット首相と会談を行う予定です。（劉叡、中原）