中国とアフガニスタンは8日北京で共同宣言を発表し、戦略的協力パートナーシップを樹立するとしています。

　宣言は「双方は両国指導者の交流を積極的に推進し、両国関係や国際問題、地域問題などについてコミュニケーションを強化する。国の主権や統一、領土保全などの問題において、相手国を断固として支持し、自国の領土で相手国に反対するいかなる活動の発生をも許さない」と強調しました。

　また、双方は資源やエネルギー開発、インフラ整備、農業などの分野における実務的協力を強化していくことについて合意に達しました。中国は今年、アフガニスタンに1億5000万元に上る無償援助を提供することになっています。このほか、両国は、文化や教育、保健、マスコミなどの分野での交流と協力などを通じて、国民の相互理解と友情を増進させることで意見の一致を見ました。（ＺＨＬ、kokusei）