エジプトのイスラム団体ムスリム同胞団は18日の早朝、16日と17日に行われたエジプト大統領選の決戦投票で同団体系列の「自由公正党」党首のムハンマド・ムルシ氏が勝利したことを明らかにしました。

　ムスリム同胞団の職員は、全国の97.7%の投票所で行われた開票結果により、ムルシ氏は約1274万3000票を獲得し、唯一のライバルであるシャフィーク前首相は1184万6000票を獲得したと紹介しました。

　エジプトでは、ムバラク前大統領が辞任し5月23日と24日の両日に初の大統領選が行われました。12人が立候補する中、ムルシ氏とシャフィーク前首相は順調に票を獲得し、決戦投票はこの２人の対決となりました。（万、吉野）

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