スーダンのバシル大統領は16日、与党の会議で談話を発表した際、「スーダンと南スーダンの安全問題に関する交渉は、1956年1月1日にスーダンが独立した際に確定した南北境界線に基づき、国際社会が認めている地図をよりどころにしなければならない」と改めて表明しました。
バシル大統領は南スーダンが両国の交渉を破壊しようとしていることを指摘し、「前回の交渉で南スーダンが出した新たな地図は、今まで各方面が使用している地図と違う。2005年スーダンの南北双方による『包括的平和協定』や2011年1月に行われた南スーダンの住民投票は、いずれも今までの地図に従って行ったものだ」と強調しました。
なお、双方の次回の交渉は19日に行われる予定です。(Katsu、高橋)
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