国連のパン・ギムン事務総長は20日に声明を発表し、国境地帯の共同探査と監視コントロールメカニズムを直ちにスタートするようスーダンと南スーダンに呼びかけました。
パン・ギムン事務総長は声明の中で、「南スーダン政府がヘグリグから撤退していると発表したことに注目している」と述べた上、スーダンと南スーダンがアフリカ連合(AU)ハイレベルグループの支援の下、直ちに交渉を再開し、両国間の問題を解決するよう促すことや、両国政府は国境地帯の共同探査と監視コントロールメカニズムを実施し、各自の国境安全を維持するよう呼びかけました。
スーダン外務省は20日に声明を発表し以下の条件を提出しました。提出されたのは南スーダン政府が両国がすでに調印したすべての協定と覚書を明確に承認すること、南スーダン政府が両国の調印した協定に基づいて、1956年1月1日に区画された国境を明確に承認すること、スーダン領土への侵犯を止めること、現在も平和協定への調印を拒否するダルフール地区の反政府武装勢力への支援を中止することの4つでスータン政府はこれらの条件を南スーダンとの関係正常化のためのものとしています。(董燕華、吉野) 国際・交流へ
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