第3回ＡＳＥＡＮ地域フォーラム（ＡＲＦ）「武装部隊による国際災害救助法律・規約の構築シンポジウム」が11日、北京で開催され、ＡＳＥＡＮ・東南アジア諸国連合の各国や中国、アメリカ、ロシア、ＥＵ・欧州連合、オーストラリア、日本、国際赤十字などの27の国と国際機構からの代表100人余りが出席しています。中国は、「各方面が効果的な協力ルートを検討して、意見の食い違いを解決し、協力を強化するために、また健全な災害救助と協力をめぐる法律および規約を確立するために、基盤を固めるよう希望する」としています。

　今回の会議は2日間にわたって開かれる予定で、この期間中、各方面の代表は武装部隊が国際災害救助の法律・規約構築に参与するに当たっての最新の進展や、国際災害救助への参加の義務と権利、国際災害救助に関わる軍隊の特権、免除事項、法的責任などについて検討します。また、代表らは中国国家地震緊急救援訓練基地を見学するということです。（玉華、中原）暮らし・経済へ