中国の陳徳銘商務相は24日に北京で行われた会議に出席し、中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)博覧会について、「双方の友好関係と相互信頼を促し、二国間の互恵協力を深めてきた」と述べ、高く評価しました。
この博覧会は中国・ASEAN自由貿易エリアの建設に重要な役割を果たすものとして発足したもので、二国間の国際経済と貿易関連の11部門が共同で運営しています。博覧会会場には自由貿易エリアの建設への関心を高めるため、建設内容の展示や、双方のビジネス関連のデータベースを設けるなどして、双方の関係企業に利便を提供し、自由貿易エリアの予定通りの建設を後押ししました。
今年上半期にASEANは日本を追い抜き、中国の第3の貿易相手となっています。また中国はこの6月末の時点でASEANに直接投資資金約130億ドルを投入しました。
博覧会は双方の戦略的パートナーシップを促したほか、自由貿易エリアで実施するゼロ関税に対する各国の懸念を払拭し、自由貿易エリア建設に向け双方の協力をいっそう強めました。(万、吉野)
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