楊報道官は、「今回の演習は、テロによる地域危機への対応を背景に、山地でテロに対して行う合同行動の準備と実施などの内容を重点に訓練する。戦略的協議、戦役の準備、戦役の実施という3段階に分けて行われる」と述べました。
また、楊報道官は「防衛と安全保障の協力は、上海協力機構の中でも重要な内容である。上海協力機構枠組内でこれまで行なった合同演習はいずれも、テロリズム、分裂主義、過激主義を取り締まることと、新たな課題と新たな脅威に対応する能力を高めることを演習の課題にしていた。これまでに8回の合同演習が行なわれた。これによって、上海協力機構の防衛と安全保障の協力が深まり、中国とその他の加盟国との戦略的相互信頼を強めた」と述べました。
また、上海協力機構加盟国総参謀長会議が6月7日にタジキスタンのホジェンド市で開催され、陳炳徳中国人民解放軍総参謀長が代表団を率いて出席し、会議終了後、陳総参謀長は各国の総参謀長と共に合同軍事演習「平和の使命2012」の戦略的協議に参加するということです。(玉華、高橋)
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