第31回中国・欧州人権対話がこのほど、ベルギーの首都ブリュッセルにある欧州連合本部で開催されました。中国外務省と欧州対外行動局の官僚がこれに参加しました。

　この対話で双方は、人権事業においてそれぞれが遂げた成果を紹介した上で、国際社会における人権分野の協力や刑事処分、外来者敵視、人種差別などについて意見を交換しました。

　中国側の代表は席上、このほど中国で進められた刑事訴訟法の修正及び刑事司法制度の改革などについて紹介しました。また、チベット問題や新疆問題、司法制度及び個別の事件などにおける中国の原則と立場を改めて述べ、「中国は法治国家だ」と強調すると共に、中国の利益や関心を寄せる問題を尊重し、中国の内政に干渉しないよう欧州連合諸国に要求しました。（万、中原）

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