甘粛省の中心都市蘭州市で26日に開催された中西部教育座談会によりますと、中国は2011年に学齢前教育3年行動計画を実施して以来、中西部地区の各省は様々な措置を講じて、農村地区の学齢前教育への投資を拡大した結果、著しい成果を収めており、新規の農村幼稚園と改築や増築をしていた農村幼稚園が相次いで竣工し、農村の子どもの入園難問題を効果的に緩和したということです。
現在、中西部地区の各省は農村や町の幼稚園建設を重要なプロジェクトにしています。貴州省は学齢前教育を省の十大民生プロジェクトに組み込み、農村の学齢前教育の発展に力を入れおり、中央の財政部門と省クラスの財政部門は2011年と2012年に8億元余りを投資し、今年末までに951の農村幼稚園と町の幼稚園を建設する計画です。
甘粛省は小中学校の分布を調整した後、使わずに放置されている校舎を活かして衛生保健や保育の機能を持つ幼稚園に改築するほか、小中学校に付属幼稚園を増設し、小学校に学齢前クラスを付設したり、辺鄙な地区での巡回支援教育ステーションを設立するなどの措置を講じて農村学齢前教育のカバー範囲を拡大しています。
また、湖南省は幼稚園教師の養成方法を改革し、2008年から幼稚園教師の養成を全省の小中学校教師の無料養成計画に取り入れており、当初の毎年200人から今後は1000人に増やすことにしています。(玉華、小野)暮らし・経済へ
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