中国共産党の中央政治局委員で中央宣伝部の部長である劉雲山氏はこのほど、「末端における文化的な基盤を重視し、人々に利益をもたらすという原則を堅持し、末端の文化改革とその発展テンポを加速し、より多くのより優れた文化製品と文化的サービスの提供に努め、国民の文化生活の内容を絶えず豊かにしていく」との方針を明らかにしました。

　これは劉雲山部長が河北省を視察した際強調したもので、劉雲山部長はその際、「末端における文化建設に力を入れ、国民を中心にした活動方向を決め、国民のために文化を発展させ、その成果を国民に享有させ、国民に頼って文化建設を行なうという方針を堅持していく。より多くの文化的サービスを末端に届け、公共的なサービスシステムの構築を速め、国民のための重点文化プロジェクトを立派なものにしてゆき、そのカバー率の拡大やレベルと実際効果の向上に努めるべきだ」と述べました。

　劉雲山部長はまた「各地の関連部門はそれぞれの実際状況に基づき、その地方文化が持つ特色と強みを生かし、それぞれの郷土色を発揮させ、その文化の発展を促していくべきだ。優れた伝統的文化を受け継ぎ、その内容やテクニック、それに産業の革新に力を入れ、文化製品を通じて民族と地方の特色を具現させ、人々の需要によりよく応えていくべきだ。大衆を念頭に置き、人々を文化建設に積極的に参与させなくてはならない」と述べました。（ｈｊ）