オバマ米大統領の対中政策高級参謀の一人であるホワイトハウスの国家安全問題担当補佐官ベン・ローズ氏は30日、中国の習近平国家副主席が2月中旬頃にアメリカを訪問する予定であることを発表し、この訪問について「両国関係におけるまた一つの1里塚になるだろう」と述べました。
ベン・ローズ補佐官はこの日の記者会見で、「習近平副主席の今回の訪米は重要な訪問であり、これ以前に行われたバイデン米副大統領の訪中に対する答礼訪問であると共に、両国間の正常な意思疎通における重要な一環でもある。米中両国はすでに、各方面において正式な意思疎通のプラットフォームを築いており、これを通じて核拡散防止などの問題で協力し、多くの活動を行ってきた。同時に、率直かつ直接的に互いの意見の食い違いを論じていく」と述べました。
また、「習副主席の訪問期間中、双方はオバマ大統領が昨年行ったアジア太平洋歴訪で提起した多くの経済課題について引き続き討議する。オバマ大統領はこれらの課題を中国に提起すると同時に、アメリカがこれらの課題に関心を寄せる理由を中国に理解してもらいたいと考えている」としました。(董燕華、中原) 国際・交流へ
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