第7回上海協力機構加盟国の最高裁裁判長会議は24日、北京で開かれました。中国共産党中央政治局常務委員で中央政法委員会の周永康書記が開幕式であいさつし、司法分野での共通認識を拡大するために、協力を強化し、交流を増やして、上海協力機構の司法協力関係のレベルアップを目指したいとの期待感を示しました。

　周永康書記はまた、「上海協力機構加盟国の最高裁裁判長会議は上海協力機構の枠組み内で各加盟国が司法分野での交流を行う場だ」として、今回の会議で「司法改革の深化――最高裁機能の位置づけ」、「裁判所とマスコミの協力」、「刑事訴訟における職権配置」などの問題を議論することによって、相互理解を増し、政治的相互信頼を深めると共に、協力分野を拡大し、司法レベルが引き上げられるなど重要な意義があるとしました。（ヒガシ）