タイ訪問中の中国全国政治協商会議の賈慶林議長は現地時間22日、タイの首都・バンコクで、シリントーン王女と会談を行いました。

　賈慶林議長はその席上で「中国とタイが国交樹立して以来、両国が一貫して相互尊重している。友好協力は両国関係の主旋律となってきた。両国は双方の重要な国家利益において理解しあい支持しあっている。困難に直面する時には助け合い、両国はまるで家族のように親しく付き合っている。当面、両国関係の発展が非常に素晴らしく、両国指導者の相互訪問が頻繁に行われ、互恵協力が急速に発展している。両国は全面的な戦略的パートナーシップを樹立し、両国関係は新たな段階に引き上げられてきている」と述べました。

　これに対し、シリントーン王女は「タイと中国はここ数年、各分野において、特に文化、教育など人文分野における協力は大きな進歩を遂げた。今後とも私は両国国民の友好交流に力を尽くし、両国の友情を次の世代に引き継ぐために努力していきたい」との考えを示しました。（ｈｊ）