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 IMF総裁、世界経済の協調を呼びかけ

2011-08-28 15:42:32     cri    

 IMF・国際通貨基金のラガルド総裁は27日、ワシントンで、「世界経済が新たな危機にさらされている。各国が協調して、自信の回復に努め、経済の再成長を図る行動を取るよう」各国に呼びかけました。

 これはこの日、アメリカ連邦準備制度理事会の年次経済会議で述べたもので、ラガルド総裁は「世界経済は成長しているが、伸び幅が足りない。一方で、下向きとなる危険性が拡大しつつある。これは、もともと脆弱な経済復興プロセスの停止を招くおそれがある」と述べた上で、「各国が新しい道を探り出し、大胆な政策的行動をベースとして、全面的な計画を制定するべきだ。同時に、世界各国が協調して実施する必要がある」との見解を示しました。

 同じ日、ドイツのショイブレ財務相は「財政を強固なものにするため、ユーロ圏は節約措置を講じている。この影響を受けて、世界経済は向こう7年間低成長になる恐れがある」と指摘し、「経済の長期的な成長を確保するため、経済政策の面で、緊密に連携するよう」ヨーロッパ各国に呼びかけました。(朱丹陽 中原)暮らし・経済へ

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