中国共産党中央は今月10日、薄煕来氏の重大な規律違反問題の立件調査を決定しましたが、この事件は中国国際放送局(CRI)の海外リスナーからも注目されています。

　アメリカの中国語新聞「僑報」の鄭衣徳編集長は、「党の規律と国の法律を断固守るという中国の党と政府の決意と、中国共産党中央が腐敗を取り締まり、党の純潔性を確保する姿勢を示した」と見ています。

　オーストラリアの華僑組織の責任者阮国枢氏は、「薄煕来氏とその家族の規律違反と違法問題を法に従って処理し、即時に情報を公開したことは、中国政府の開放と自信の現われだ」と述べました。

　インドのリスナー組織の責任者シリワスダワ氏は、「薄煕来氏の事件への中国政府の対応は多くの国にとっても模範となるものだ。中国では国と国民の利益が何よりも重要だとわかった」と語りました。(鵬、大野)