アメリカの原子力規制委員会(NRC)は9日、4対1の賛成多数で、ジョージア州ボーグル原発の新しい原子炉2基の建設を認可しました。これは、アメリカが34年ぶりに新たな原子炉の建設を認めたものです。
原子炉の増設に反対している同委員会のヤツコ委員長は、「日本の福島第1原子力発電所の事故が起きた以上、原発の建設に対して関係部門はもっと慎重に対処しなくてはいけない。原子炉の増設を許可することは、福島原発事故を無視することと同じだ」との考えを示しました。
この2基の原子炉の建設総費用は140億ドルで、2016年と2017年に相次いで稼動し、100万戸の電気需要を満たすと予想されています。(万、大野)国際・交流へ
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