朝鮮外務省の報道官は31日夜、朝鮮中央通信の取材に対して、「朝鮮の衛星発射計画の発表を受け、アメリカは朝鮮への食糧援助の履行を停止する」というアメリカのやり方は、2月29日に達成した米朝合意のコアとなる内容に違反しており、「朝米合意を完全に打ち破った極めて残念な行動」だとしました。
この報道官は、「アメリカの、朝鮮の平和的な衛星発射計画に対する反応は限度を超えている。朝鮮の衛星発射はアメリカから遠距離ミサイル発射だとされている。アメリカは朝鮮の『遠距離ミサイル能力がアメリカ本土に脅威となっている』ことを口実にし、そのミサイル迎撃システムの正当化を図りたい」と話しました。
報道によりますと、朝鮮はキム・イルソン主席の100周年誕生を祝うため、4月に自前の力と技術で作った実用衛星「光明星3号」を打ち上げるということです。朝鮮のこの動きは各国から注目されており、アメリカは28日、朝鮮に対する食糧援助を一時停止すると発表しました。(Yan、志摩)
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