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 国際社会、朝米の善意表明を歓迎

2012-03-02 12:07:40     cri    

 朝鮮とアメリカは先月29日にそれぞれ第3回ハイレベル対話の成果を発表しました。双方は一連の措置を講じて信頼を確立し、関係を改善することで合意しました。国際社会は朝米両国の善意表明に歓迎の意を示し、朝鮮半島の核問題が政治解決の方向に向かって重要な一歩を踏み出したと見ています。

 双方の共通認識に基づいて、朝鮮は中米会談の期間中に、核実験、遠距離ミサイルのテスト発射、寧辺(ニョンビョン)核施設でのウラン濃縮活動を停止し、国際原子力機関(IAEA)の査察を許可することに同意しました。アメリカは朝鮮への食品提供に同意し、朝鮮を敵視せず、米朝関係を改善していくと改めて示しました。

 中国外務省の洪磊報道官は「中国は朝米が関係を改善し、半島の平和と安定を維持するために寄与することを歓迎する。中国は関連方面と共に努力し、6カ国協議プロセスを引き続き推進し、半島および北東アジア地域の長期にわたる安定のために建設的な役割を果たして行きたい」と述べました。

 アメリカホワイトハウスのカーニー報道官は、「朝鮮が半島の徹底的かつ核査察が可能な非核化に向かって積極的に踏み出した一歩であると同時に、6カ国協議再開に向かって踏み出した一歩でもある。アメリカは朝鮮指導層が行為の連続性を保つことができるよう期待する」と述べました。

 そして、韓国外交通商部の趙炳ジェ(チョ・ビョンジェ)報道官は、「韓国は関連各方面や国際社会と協力して、朝鮮の核問題の解決に努力していく」と示しました。

 また、日本の玄葉光一郎外務大臣は、「日朝対話メカニズム再開のチャンスと方法を考慮する必要がある」と示しました。さらに、ロシア外務省は声明を発表し、「ロシアは朝鮮が核除去のために具体的な措置を取ることを高く評価すると同時に、アメリカが朝鮮との関係正常化を求めることを賞賛する」と述べました。

 国連のパン・ギムン事務総長は声明を発表し、「第3回朝米ハイレベル対話の実質的な成果に励まされ、各方面が努力を拡大し、対話などの平和的な方式によって問題を解決するよう希望する」としました。(董燕華、吉野)  国際・交流へ

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