中国の李保東国連大使は21日、シリア問題について「国連安保理がこの日採択した議長声明は、安保理の一致した声を反映している。シリア問題の政治的解決に向けて積極的な一歩を踏み出した」と評価しました。

　また、李大使は「中国は、アナン前国連事務総長が国連とアラブ連盟のシリア問題担当特使を務めることを歓迎する。また、その紛争解決のための活動を重視し、支持している」と強調しました。その上で、アナン前事務総長を支持し、その活動に有利な条件を作るよう国際社会に呼びかけました。また、シリアの政府と関係各方面にも危機の早期解決のために暴力を停止し、政治対話をできるだけ早く始めるよう求めました。（ミン・イヒョウ）