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 『人民日報』、シリア情勢悪化の可能性を指摘

2012-02-27 16:14:23     cri    

 中国の新聞「人民日報」は27日文章を載せ、「シリアでは全面的内戦が起こる可能性が大きくなりつつあり、アメリカはシリアの内乱に介入しようとしているものの、シリア国民が最も小さな代価を払ってこの災いから一日も早く抜け出せることを真剣に考えていない」と指摘しています。

 この文章は、「今、シリア政府と反対派の間では流血闘争が絶えず、このほど開幕した『シリアの友』グループ会合は、反対派の合法性を認め、外部勢力も反対派への武器提供に急いでいる、憂慮すべきことは、全面介入しようとするアメリカがシリア国民が最も小さな代価を払ってこの災いから一日も早く抜け出せることを真剣に考えていないことだ。アメリカのイラク戦争発動後から今日まで、イラクでは暴力事件が絶えず、イラク住民の安全は保障できないでいる」としています、

 この文章は、「いかなる国と民族にも自己の運命を決める権利があり、いかなる国も他人の運命を決めることは出来ない。今、シリア国民の最大の願いは、住民を標的としたすべての暴力行為を直ちに中止することであり、国の安定と社会の正常な秩序を回復させることだ。これこそがシリア問題における中国の政策の出発点である。中国は平和交渉を促すため積極的に活動しており、シリア国民に責任を持ち、シリア国民の願いのいち早い達成のため最大の努力を払っていく」としています。

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