アメリカドル対世界主要通貨の為替レートが弱まり、それにイランからの原油輸出にリスクがあるため、国際原油価格は16日、大幅に上昇しました。
この日、アメリカドル対日本円、対ユーロの為替レートが下がり、ドル指数も0.5%下がったことを受け、原油価格が上昇しました。
これと同時に、国際銀行間通信協会が15日、イランのすべての銀行との業務関係を断ち切ったと発表しました。国際投資家は、イランが今後国際決算ができなくなるため原油の輸出を減らし、これは世界の原油取引にリスクをもたらすだろうと懸念を示しています。
16日、ニューヨーク商品取引所の4月から引渡しの軽質原油の先物価格は1.95ドル上がり、終値は1バレル107.06ドルとなりました。また、5月から引き渡しのロンドン北海ブレント原油の先物価格は3.21ドル上がり、終値は1バレル125.81ドルとなりました。(任春生、kokusei)国際・交流へ
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