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 <全人代>「政府は国民の声に耳を傾けている」

2012-03-15 14:37:07     cri    
 第11期全人代・全国人民代表大会第5回会議の閉幕式で、次期全人代代表の定数と選挙に関する草案が採択されました。

 この草案には、社会末端からの代表の比率を今期より引き上げる内容が盛り込まれています。これは、全人代代表の構成をさらに最適化し、国民の声をより良く反映するに当たってプラスになると見られています。

 社会末端からの代表として参加した江蘇省農村の小学校教師裴昌彩さんは、「私たち農村の末端にいる代表からの議案や提案は、ほとんど受け入れられた」と話しています。また、過去四年の全人代代表の経験を振り返った裴昌彩さんは、「政府が国民の暮らしに注目し、社会末端からの訴えに耳を傾けていることを実感した」といいます。そして「現在、農村の子どもたちの学習環境や教師の授業環境は日増しに良くなっている。このことから関係部門が農村の教育への取り組みを拡大しているのが良くわかる」と語りました。

 政府が国民の声に耳を傾けているかという点について、中国東北部にある遼寧省鞍山市の医療関係者巴福栄さんも「満足している」と答えました。3期連続、15年間の全人代代表を務めている巴さんの話によりますと、過去に提案した精神医療や救急救命の立法に関する議案は全て受け入れられたということです。また、「国務院とその従属機関などは、私たち全人代代表の提案や意見を全て丁寧に処理し、回答してくれた。各機関は何れも社会末端からの声を喜んで受け入れ、大事にしている」と述べました。

 今期の全人代代表にとって、今年は任期最後の年です。今後について裴さんと巴さんは、次期代表に選ばれなくても、末端の仕事に全力をあげ、同時に他のルートで一般市民の声を届けていきたいと口を揃えて話しました。(斉鵬)

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