中国外務省の劉為民報道官は9日に、北京で開かれた定例記者会見で、外務省の崔天凱次官がアメリカのキャンベル国務次官補と共に、第3回中米アジア太平洋協議を主宰するほか、20カ国・地域グループ（Ｇ20）ロスカボス・サミット第2回協調会議に出席することを明らかにしました。

　劉為民報道官は、「中国は今回の中米アジア太平洋協議を通じて、習近平国家副主席が訪米で得た成果を実施することや、アジア太平洋地区における中米両国の協力などについて、アメリカと意見を交換する。双方の相互信頼を強め、協力を拡大し、意見の食い違いを減少させ、中米両国の協力的パートナーシップの構築を推進できるよう期待する」と述べました。

　第3回中米アジア太平洋協議は12日にアメリカのメリーランド州アナポリスで開催され、G20ロスカボス・サミット第2回協調会議は15日と16日の2日間の日程でメキシコシティで開かれるということです。