中国の習近平国家副主席が14日、米国でオバマ大統領と会談し、中国と米国経済関係を強化する内容を主旨とした共同声明が発表されました。相互尊重や互恵的なＷＩＮＷＩＮに基づいて、中国と米国との協力パートナー関係の発展を促進し、持続可能な成長や投資、国際協力などを推進することで一致しました。

　声明の中で、双方は総合的な政策措置を取り、よりバランスのとれた貿易を実現させ、相互投資を増やすことに同意しました。また、欧州金融市場の情勢についても、引き続き意見交換し、債務危機の解決案を討議することで一致しました。さらに、Ｇ２０などのサミットで達成した約束の実施や市場による為替レートの推進、ＷＴＯのルールを遵守し、貿易摩擦を解決することなどについて、改めて確認しました。（ooeiei、山下）