シリアのアサド大統領は6日、「政府は改革を継続すると同時に、外国の援助を受けているテロリズムを引き続き取締っていく」と表明しました。
一方、同じ日、中国政府は、シリア危機を解決させるための斡旋活動を引き続き支持していくとの立場を表明しました。
アサド大統領はその際「かつて外国の陰謀を打ち砕いたシリア国民には、自国を守る力があることが証明された。また、シリア国民は改革を断固として推し進め、外国の支持をを受けているテロリズムと戦うことを通じて、真新しいシリアを作り上げていくだろう」と強調しました。
同日、中国の李保東国連大使はニューヨークの国連本部で、「中国は、国連のアナン特使による斡旋活動と国連のエイモス事務次長のシリア訪問を支持する。これら行動がシリア問題の政治的解決や、シリアへの人道的援助の調整に有利になるよう希望する」と強調しました。
一方、アメリカのオバマ大統領は6日、シリア問題の解決について「アメリカ軍を配置すれば、問題解決になるという考えは間違っている。シリア問題の解決では簡単な方法がない」と述べました。(朱丹陽)国際・交流へ
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