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 シリア代表、国連人権理事会を批判

2012-02-29 11:10:55     cri    
 ジュネーブで開催された国連人権理事会会議は28日、シリア問題に関する緊急討論を行いましたが、席上発言したシリア代表は「今回会議は、議事日程を急遽変え、シリアの人権問題に関する緊急討論を行った。これは会議の規則に違反したもので、人権問題の政治化を図るものだ」と批判しました。

 シリア代表は「人道主義の擁護という原則は、一部の国に操られ、他国に対し軍事干渉を行い、政権更迭を強要するための口実になっている。今回会議の開催は、一部の国が呼びかけたもので、その企みを具現している。シリアに対する制裁の一方的実施は劣悪な行為だ。最終的に被害を受けるのは民間人であり、とりわけ高齢者と子供だ」と指摘しました。

 シリア代表はさらに、「シリアの人権状況には問題がないわけではない。特に、国内危機により電力供給や医療と学校などは大きな影響を受けている」とした上で、情勢の更なる複雑化を避けるため、反対派への資金援助を停止するよう国外の勢力に呼びかけました。(朱丹陽)国際・交流へ

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