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 注目される朝米関係の動き

2011-07-28 17:06:58     cri    

 中国の新聞「人民日報」によりますと、朝鮮の金桂冠(キム・ゲグァン)第1外務次官は、アメリカのクリントン国務長官の招きに応じて、6ヶ国協議再開についてアメリカと討議するため、26日、ニューヨークを訪れました。これはアメリカのボスワース朝鮮特別代表が2009年12月に朝鮮を訪問して以来、初のハイレベル接触になります。

 今年に入ってから、朝鮮は積極的に外交を展開してきました。一連の動きが示しているように、朝鮮は各国と外交関係樹立に務め、現在進められている国内建設に良好な国際環境をつくろうとしています。

 アメリカの学者は、「クリントン国務長官はアジアでもっとも成果を出した米政府高官であり、朝鮮半島の危機は最も見たくないものだろう。オバマ政府は外交手段による朝鮮問題の解決について共通認識に達した」としています。

 韓国メディアの論評は、「このところ、朝鮮半島の情勢は緩和の兆しを見せている。韓国政府は積極的な対朝政策を取るべきだ。そして、韓朝の政府官員がインドネシアのバリ島で会談した後、韓朝関係には微妙な変化が表れた。金桂冠外務次官もアメリカ訪問を行うなど、韓朝関係は緩和した雰囲気の中で大きく改善された。韓国のイ・ミョンバク大統領が8月15日の光復節(こうふくせつ)にメッセージを発表する時、朝鮮半島情勢の安定に向けた対朝政策を盛り込むことを希望する」と述べています。

 日本メディアの報道によりますと、26日から日本政府は、拉致問題や核問題をできるだけ早く解決させるため、8月、朝鮮との対話再開についての討議を始めたということです。日本外務省は27日、日朝対話が再開できるかどうかは米朝対話の状況によって決まるとしています。(翻訳:董燕華) 国際・交流へ

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